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さて、本日10月25日、アゼリア大正で行われたヤングシーザー杯にて、我がM-FACの楠本選手の試合が行われました!
仕事後に観戦に行きましたので、その模様をレポートします! ▼第12試合 57kg契約 フレッシュマンクラスルール 3分3R延長2R 藤本昌大(龍生塾) VS 楠本紘平(M-FACTORY) 15試合中13試合目と聞いていたのに、パンフとネットでは12試合目になっており、しかし結局13試合目だったという謎な状況下、楠本選手登場! 対戦相手は、藤本昌大選手。前回、ヤングシーザー杯を受賞した19歳の新鋭。ヤングシーザー杯とは、その大会で一番いい試合をしたヤングに授与される、MVP、敢闘賞のようなものです。つまり、相当アグレッシブな選手だということですね。 セコンドは代表、H田さん、M下さんというおなじみの布陣。H田さんが「僕は○○○○の○○○○なんで」と言っていたとか、ここにS田さんが登場すると混沌とするとか、代表が普通の格好であまりセコンドっぽくなかったりするとか、まあ色々あるのですが、とりあえずせっかくのM−FACジャージを着ていたのはH田さんだけでした。よそのジムは全員ジムTシャツを着てるのになあ。 向き合ってみると、うーん、やはりキックボクサーの楠本選手は、ここまで出てきたシュートボクサーとは全然体つきが違います。投げとか組技とかへの対応で、やはり肉体も変わってくるのでしょうか。 1ラウンド、強烈な音のする左ミドルで機先を制した楠本選手ですが、これで火がついたか、藤本選手は強引に詰め、強烈な右ローを蹴り込んできます。こちらも凄い音が立て続けに響きます。楠本選手も顔はすべて捌いていたのですが、2発ほどボディブローをもらい、下がらされる展開に。ちょっと圧力に苦しんでいます。 2ラウンド、さらに詰めて右ローを打ってくる藤本選手。かなりカットもしてるんですが、構わず蹴り込んで来ます。が、少々ローに意識が行っていたところに左ジャブを合わせ、これで何度か顎を上げさせます! あっという間に藤本選手の顔面から鼻血が吹き出します。が、それでも出足が止まりません。右ストレートも当たりますが倒すには至らず、詰めてくるので初弾のようなミドルも蹴られません。逆に藤本選手のローはまだまだ走ってます。 うーん、これは下手したら、2ラウンドとも取られてるかな……。 3ラウンド、勝負を賭けて前に出る楠本選手、相当ローは効いていそうで、左脚はすでに真っ赤です! 先ほどから当たってる左も交えてラッシュをかけますが、藤本選手もまだ前に出てきます。狙いは完全に右ロー。もつれて倒れたところで、藤本選手の脚のパッドがずれ、インターバル。逆転を狙って代表の指示が飛びます。 再開直後、息を吹き返した両者、楠本選手の左ジャブが当たり、大きく体勢を崩させます。さらに左右のハイ、右ストレートを狙いますが、これはガードの上。右ローもヒットし、ここは互角以上まで盛り返します……が、ここで時間切れ。 判定は、30−28、30−28、30−29で藤本選手の勝利。 うーん、残念! 3ラウンド盛り返したものの、時すでに遅し。ちょっとペースをつかみ切れないまま、相手の圧力と精神力に押し勝てなかった感じです。技術云々ではなく、相手の気持ちを打ち砕けなかった。 しかしながら、キックスタイルとSBスタイルの対決ながら、なかなか噛み合った好試合であったと思います。結果は残念でしたが、次は期待しております! 楠本選手、セコンドの皆様、お疲れさまでした。 その他の試合、当日の諸々に関してはこちらもよろしくね(笑)。
by m-fac
| 2008-10-25 23:51
| キックエレガンス
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